布おむつのメリットとデメリット
赤ちゃんのおむつについて、多くのお母さんが悩むのは「布おむつと紙おむつはどちらがいいのだろう」ということです。
一時は手間もかからず便利だからという理由で、紙おむつが圧倒的な人気がありましたが、最近は布おむつが見直されてきています。
布おむつには数々のメリットがありますが、当然のことながらデメリットもあります。布おむつと紙おむつはケースバイケースで使い分けることをおすすめします。
布おむつのメリット
- おしっこやウンチをした場合、赤ちゃんがすぐわかるため、泣いて教えてくれる。
- 天然素材なので、赤ちゃんの肌にやさしく、刺激が少ない。
- 通気性が良い
- おしっこやウンチの観察がしやすく、異常があった時にすぐわかる。
- 洗濯をして繰り返し使えるため、経済的。
- こまめに交換するため、衛生的。
- 有害物質を出さないため、環境にやさしい。
布おむつのデメリット
- 洗濯をする手間が大変。
- おしっこやウンチの量が多いともれてしまうことがある。
- 赤ちゃんが活発に動き回るようになると、おむつがはずれてしまうことがある。
- 洗濯のきいた布が赤ちゃんの肌を刺激することがある。
- 花粉の時期や梅雨の時期など、おむつを乾かすのが大変。
このように、布おむつにはメリットとデメリットがありますが、赤ちゃんの肌や環境汚染の面から言えば、布おむつのほうが良いと言えます。
布おむつが綿などの天然素材から作られているのに対し、紙おむつは石油から作られる化学製品だからです。
使い捨てが原則の紙おむつは、廃棄処分する時に有害物質を排出します。
しかし、外出する時などは紙おむつのほうがもれる心配もないので、安心と言えます。
布おむつと紙おむつの利点をうまく利用し、使い分けるようにしましょう。