赤ちゃんが便秘の時の症状
赤ちゃんにとって、便を出すということは大仕事です。
生まれたばかりの赤ちゃんは、おっぱいやミルクを飲むたびに水っぽいウンチを出しますが、だんだん飲む量が増えてくると、消化するために胃や腸にとどまる時間が長くなるため、一日に出るウンチの回数は減ってきます。
しかし、1週間以上ウンチが出ないという場合は便秘の可能性があります。
こんな時は赤ちゃんの様子をよく観察してください。
「便が出ない」ということのほかに、次のような症状が見られるときは、「便秘」と判断できます。
赤ちゃんの様子がこんな時は、便秘の可能性が・・・
1日のウンチの回数は、赤ちゃんにより個人差がありますが、次のような症状が見られる場合は便秘の可能性があります。
- 1週間以上、ウンチが出ない
便秘には、「何日以上出なければ便秘」といった明確な定義はありません。
しかし、ひとつの目安として1週間以上ウンチが出ない場合は、便秘の可能性が大きいと考えてよいでしょう。
- おなかが張っている
赤ちゃんのおなかを、手のひらでさわってみてください。かたく張っているようなら便秘を疑います。
- きげんが悪い
便秘になると、おなかが張って苦しかったり、気持ち悪くなるため、赤ちゃんのきげんも悪くなります。
熱やほかの病気がないのにきげんが悪く、泣いてばかりいるときは便秘の可能性があります。
- ウンチに血がついている
便は、おなかにとどまっている時間が長いほど、かたくなります。
ウンチがかたく、血がついている場合は、かたいウンチが出るときに、腸の壁や肛門を傷つけた可能性があります。
その日のうちに出血が止まれば心配ありませんが、翌日も続くようなら、小児科を受診してください。
- 食欲がない
おなかにウンチがたまっていると、その不快感から食欲がなくなります。
- 吐く
便秘の症状が悪化すると、吐いてしまう場合があります。このような時は迷わず小児科を受診しましょう。
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