内臓脂肪がたまる原因

内臓脂肪がたまった状態でそのまま放っておくと、さまざまな生活習慣病を引き起こします。
内臓脂肪はつきやすく落としやすい脂肪なので、内臓脂肪がたまる原因を知り、これ以上つかないようにするとともに、できる限り落として行くようにしましょう。

内臓脂肪がたまる原因

内臓脂肪がたまる原因には、次のようなものがあります。

  • 食生活の欧米化
    食生活の欧米化に伴い、肥満に悩む人が急激に増えました。
    肉類や乳製品、バターなどの脂肪分の多い食事を摂ることにより、過剰に摂取された脂肪が内臓脂肪としてたまるからです。
  • 糖分の多い食品の摂取
    ケーキ類や菓子類、ジュース類など、糖分の多い食品の摂取も内臓脂肪がたまる原因になります。
    糖分は重要なエネルギー源になりますが、過剰に摂取された分は、消費されずに中性脂肪に変換されて皮下脂肪や内臓脂肪となってためられます。
  • 運動不足
    脂肪分や糖分の多い食品が過剰に摂取されても、エネルギーとして消費されれば問題はありません。
    しかし、現代は交通機関の発達や、家電製品の普及などで日常的に体を動かす機会が減っているため、慢性的に運動不足の状態になっており、内臓脂肪がたまる原因になっています。
  • 脂肪細胞の増加
    脂肪細胞とは、摂取したエネルギーのうち余った分を中性脂肪として蓄える働きをする細胞です。
    肥満になると個々の脂肪細胞が肥大化しますが、脂肪細胞の大きさには限界があるため、その限界を超えると今度は脂肪細胞の数が増加します。

脂肪細胞の数は通常250億個から300億個とされていますが、重度の肥満者では500億個から600億個にも増加します。
脂肪細胞が肥大化している段階では、食事の制限などでやせることは可能ですが、脂肪細胞が増加してしまうと難しくなります。

このほか、内臓脂肪がたまる原因として、過度なアルコール摂取や、喫煙、ストレスなどがあげられます。


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