生活習慣病を防ぐ方法
生活習慣病の多くは、本人の自覚症状がないままに静かに進行するのが特徴です。
病気になってから後悔するよりも、毎日の生活を見直し、自覚症状が出る前に、生活習慣病を防ぐ努力をしましょう。
- 定期健診を受ける
生活習慣病を防ぐには、まず現在の体の状態を知ることが大切です。
定期健診で、血圧測定や心臓検診、血液検査や尿検査をしっかり受け、異常値がないかどうかをチェックしましょう。
定期健診により、高脂血症や糖尿病、心臓病などの早期発見が可能なため、対策を立てやすくなります。
また、メタボ検診を利用する方法もあります。
- 食生活の見直し
脂肪分の多い食品をなるべく避け、魚介類や緑黄色野菜を十分に摂りましょう。
インスタント食品やファースト・フードの利用は、最小限に抑え、油分や塩分を控えめにした食事を摂ることにより、高血圧症や高脂血症などの生活習慣病を予防することができます。
また、肥満を防ぐためにカロリーの過剰摂取や糖分の摂りすぎにも注意してください。
ケーキやアイスクリーム、菓子類の間食などは、肥満や糖尿病を招きやすいので、要注意です。
- 継続的な運動をする
継続的な運動は、生活習慣病予防に大きな力を発揮します。
基礎代謝を高め、全身の血行が良くなるため、肥満を防止し、高血圧や高脂血症、糖尿病なども予防することができます。
筋肉疲労を伴うような激しい運動をする必要はなく、ウォーキングやスイミング、ジョギング、スクワットなどの有酸素運動が効果的です。
- 喫煙・飲酒を避ける
たばこは、がんを初めとするさまざまな生活習慣病の誘因となります。
健康のためには、きっぱりと禁煙しましょう。また、飲酒は、少量なら健康にも良い場合がありますが、過度な飲酒は、肥満の原因となったり、脳卒中や心臓病、糖尿病を引き起こします。
生活習慣病を防ぐためには、1日1杯程度にとどめておきましょう。
- 睡眠・休養を十分にとる
心身の疲労やストレスの蓄積は、自律神経のバランスを崩し、免疫力を低下させます。
その結果、がんや脳卒中、心臓病などの3大生活習慣病を招きやすくなります。
疲れを感じたら多めに睡眠をとり、十分に休養しましょう。
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