なぜ生活習慣病になるか

生活習慣病は、防ぐことができる病気です。そのためには、なぜ生活習慣病になるか、その原因について知っておく必要があります。
生活習慣病の主な原因は、遺伝や老化を除けば次のようなことが考えられます。

  • 食事内容
    それまでの和食に変わり、肉類を中心とした欧米型の食事が普及してから、肥満に悩む人が増えてきました。
    また、脂肪分の多い食事は高血圧や高脂血症、がん、糖尿病などの生活習慣病を引き起こします。
    さらにインスタント食品やファースト・フードを利用する人も増え、高カロリー、高塩分の食事内容が生活習慣病の悪化を加速させています。
  • 運動不足
    生活が便利になり、体を動かす機会が減少したのも、生活習慣病が増えた原因のひとつです。
    運動不足は、肥満の原因となるほか、動脈硬化を引き起こし、脳卒中、心臓病などの重大な生活習慣病の原因にもなります。
  • 不規則な生活
    昼夜逆転の生活や、朝食抜きの生活、睡眠不足などの不規則な生活を長年続けると、がんや脳卒中、心臓病などの3大生活習慣病のリスクが高くなります。
  • ストレスの蓄積
    心身のストレスが過剰になると、血圧や血糖値の上昇を招き、脳卒中や糖尿病、心臓病などの生活習慣病を引き起こします。
    また、活性酸素の過剰発生や免疫力の低下につながり、がんなどの重大な生活習慣病にかかりやすくなります。
  • 喫煙・飲酒
    長年の喫煙は、ニコチンを初めとする有害物質を体内に取り込むことになり、動脈硬化やがんの引き金になります。
    また、過剰な飲酒も高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風などの生活習慣病の原因となります。



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